西洋医学と東洋医学の融合
〜西洋医学と東洋医学の融合〜
ストレス社会といわれて久しい昨今、さまざまな病気が流行り原因がはっきり特定できないために治療法が見つからないといったものも珍しくありません。
現代の日本は西洋医学が主流になり、薬品を用いることにより痛みを取り除く、ウイルスを殺すという素晴らしい薬効はあるものの、一方では薬の副作用で他の部位に支障をきたしたりすることも少なくない事態を招いています。
西洋医学は速効性があり、優れた治療法であることは否めませんが、果たしてそれが根本治療になっているかどうかは疑問です。
薬品を用いれば用いるほど実は身体が本来持っている免疫力とか自然治癒力は低下していきさらに強い薬を用いるという悪循環に陥っているのが現状です。
薬を用いることで病菌は強さを増し今までのでは効かなくなり、新薬が作り出され、よりよい薬、より強い薬とさらにもっと、もっとといたちごっこをしているようなものです。
”人間は地球の一部、自然の一部でである”という言葉を聞いたことがあります。
人間の身体には生まれながらにして素晴らしい自然治癒能力というものが備わっています。現在は忘れ去られているその能力を呼び覚まし、育て向上させていく方法が見直されてきています。
特に慢性の病であったり、原因がつかめない為根本治療へはいたらない難病、医者から見放された病状等が特に西洋医学では弱点であります。
そのような病気は近年増大しつつあります。
西洋医学では限界があるはかりしれない人間の体内のメカニズムにおいて、本来人が持っている自然治癒力、細胞レベルへ働きかけをして癒すことが可能となるのが今、見直されている東洋医学の漢方薬をはじめ、鍼灸指圧マッサージ、整体、カイロプラクティク、心理療法、気功、ひいてはアロマテラピー、ミュージックセラピーであったりします。
さまざまな体質を改善したり、ストレスを取り除いたりして自然な形で人体や心に働きかけ穏やかに癒していくことが可能となり副作用もありません。
このように人間の身体は単なる物体ではなく心と密接な関係があり生活環境や食物に影響されるデリケートな存在であることを基本に、人間の持ちうる能力の偉大さを最大限に生かし、その能力を目覚めさせ、活性化させ、改善させていくのが、人間を自然の一部として捉えている東洋医学の最も優れた所であります。
西洋医学において外科手術やウイルスを殺したりする薬品で急な症状を抑えたりするという優れた面と東洋医学の自然に基づいた根本治療が融合していけば、現代のさまざまな病気に対応し本当の意味での医療が確立できると確信します。
