あなたの使命
こんにちわ! ミラハピようこです(^^♪
最近私のサロンへこられるお客様は、自分自身の使命について気になるかたが多くいらっしゃいます。
「使命」はこの地球にやってきたときにすでに、一人一人が設定してきていると言われています。
先日、ある情報から知った人物がいます。
それは加藤秀視さんという男性で、幼い頃に父親から虐待を受け、みるに見かねて母親が施設へ預けられて育った人です。
彼は、小学生、中学生の時から不良仲間と付き合い 何度も警察のお世話になっていました。
高校は4か月で中退し、その後は暴走族のリーダーとなってすさんだ生活を繰り返していました。
そしてまたしても22歳の時に警察に検挙されて、その時についに決心するときがやってきました。
「俺のような奴を増やさないために」と、更生を誓ったのです。
それからというもの、彼の人生はガラリと変わりました。 もと暴走族の仲間とともに数人を集めて土木建築の会社を立ち上げました。
始めは、大変な思いをしながらも彼は仲間のために一生懸命に働き、仲間がサボって委託された会社に迷惑がかかったら責任者である自分が頭を下げて誤りにいったり・・・
そうこうするうちに、会社も安定し現在は年商3億円以上もあげられる会社に成長したということです。
社員のメンバーはほとんどが、もと暴走族上がりや非行少年少女で成り立っています。
そして、いつしか彼はボランティアで、非行少年少女の更生の手助けをするようになり、いままでに数百人の若い男女を救ってきたのです。
当然、親からの依頼がほとんどです。
彼が、非行に走る若者には必ずワケがあるといっています。
その様子を映像でみて思ったのは、
親が親の役割をしていない。ということを強く感じました。
加藤さん自身も、いつまでも迎えにきてくれない親を憎み、世間を憎み、なぜ自分だけが・・・と思い
親に捨てられた寂しさ、苦しい気持ちをとことん味わって、愛に飢えた気持ちを知っているのです。
だからこそ、非行に走る子供たちの気持ちが痛いほどわかる・・・と彼はいいます。
現代の親は、大人になっても子供のまま、迷走しています。
子供にどう接したら良いのかわからない。
親自身も成長しきれていなくて、愛がもてなくて、心が満たされていないのです。
私自身の事を思い返してみても、そうだったなぁ・・・
22歳で結婚して、見知らぬ土地へ来てすぐに子供が生まれてから孤独を感じながら家事、育児をしていた頃は
まだ精神的に自立もできていなくて、考え方も甘くて子育てもどうしたらいいのかわからないことが多く、
その上
結婚生活の厳しさというか、結婚て、子育てってなんなのだろう、耐えること?・・・と途方に暮れていた時期がありました。
だから、親になって親の大変さがすごくわかったけれど
親だからって子供より偉いわけじゃなくて、子供に教えられることの方が多かった気がしました。
親が自分の事でいっぱいいっぱいで ただ忙しく迷走している現代社会の中で、
子供は愛で満たされることなく、ますます孤独感の中に埋没し
親と子の絆が壊れていく家庭が増えています。
そんな中で加藤さんは、満たされない心を持ち、精一杯のSOSを出し続けている子供たちを受け容れ、親身のお世話をされています。
必要であれば、彼は忙しい中 子供の親に直接会って、自分の親ほどの歳の人に向かって「喝!」を入れ、ハッキリと教えさとします。
その勇気と行動力は、「愛」から発しているものなので、相手の心に響き、
親が泣いて子供に謝罪し
「絶対許さない!いつか絶対殺してやる」っていってた子供も親を許せる時がやってくる。
加藤さん自身が「今まで世間に迷惑をかけてきた自分は、こうして自分のできることで返して行きたい」と語っていました。
素晴らしい使命だな、と涙が止まりませんでした。
人にはそれぞれが、この地球という素晴らしき体験の星にやってきた時に「これを体験しよう」と決めてやってきています。
それが、どんなに小さなことであってもいいと思います。
貴女自身が本当に「生きたい人生」を生き、多くの体験から学ぶことができれば
それも立派な使命に他なりません。
↓加藤秀視さん動画