人との関わりの中で大切なこと
こんにちわ!
この世は 家を一歩でれば、人とひととの関わりあいです。
私は昭和の生まれで、映画の「3丁目の夕陽」なんかに共感できる世代です。
住んでいる町内の人々とは、まるで家族のようなお付き合いでした。
子供会なるものがあって、子供を好きなおじさんがいてくれて 月に1度か2度、集会所に集まって楽しい催しやお誕生会をしてくれたりという思い出が残っています。
季節ごとの行事も楽しみのひとつで、春夏秋冬と通じて時間がゆっくりと過ぎていきました。
人情味あふれる時代だったのでしょう。
あの頃はみんなで支え合いながら、貧しいながらもそれなりに楽しんでいたのですが、その「楽しみ」が今現代の楽しみとは質やタイプが全く違っているように思えます。
現代、
豊かさで言えば、世界ではトップクラスの日本なのに、
人との関係性で悩み、傷ついて、孤独に陥り 相談する人がひとりもいない、
一人で苦しみ、自ら命を断つ人が年間3万人を超える国、ニッポン。
物質的には豊かなのに、心は貧しいと言われ続けても 一向に改善されず 走り続けているニッポン。
ここでわかることは、物だけでは人は幸せにはなれない ということです。
どれだけ物に囲まれようと、すべての贅沢を極めようと 心の隙間は埋めることができないということです。
人に自分の気持ちを伝えることや、人の気持ちをわかろうとする努力が希薄になっているのかもしれません。
伝え方がわからない、理解しようとしない。
学校ではそのような教育は ほとんどなされていません。
戦後の教育は、つめこみ教育で「心の教育」や「「人との関わり」等の教育は皆無です。
人が本当に生きていくために必要な基本すら教えてくれません。
親ですら、そのようなことを教えて貰っていないので、子供にも教えることができないのです。
はじめて会ったひとには「こんにちわ」
悪い事をしたときには、「ごめんなさい」
人からしてもらったことには「ありがとう」
そんな簡単なことすらできず、知らない人も増えています。
いくら難しい方程式を解くことができたとしてもそれが一体どれほどの価値があるというのでしょうか?
ほとんど誰も知らない難しい漢字を知っていてもそれがどれほど、人との関わりに役立つというのでしょうか?
時代が進むにつれて、人の「心」の部分は退化し、機械のように無機質になり、感動もなく、助け合いも支え合いもないままいったとしても、
果たして本当の幸せが訪れるのでしょうか?
今、人と人との繋がりに真剣に向き合うときが訪れているのではないでしょうか?
物質の進化だけでなく、心の進化こそ置き去りにされてはならい大切なことではないかと思うのです。
それを国が悪い、政治が悪いという気は毛頭ありません。
ひとり一人が向き合っていくべき大切なことだと思うのです。
一人ひとりはユニークな存在なのだから、誰と比べられることなく、もっと自由に自己を表現し合える世界にするために。
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