究極の愛の力とは
貴女は貴女自身を愛していますか?
ある時、こんな質問をされたことがあります。
突然そんなことを聞かれても即答で「はい!もちろんです!」と答える自信がありませんでした。
では、貴女の好きなところを100個あげてください。と言われ、
えーっ!100個!!(*_*;
あの〜、その〜
キチンと時間を守るところとか、綺麗好き、手の大きさが好きかなぁ・・・
誰とでも仲良くなれるところ、私より太ってない人より痩せてるところかな?それから・・・
それから・・・?
そんなに思いつかないよー・・・
突然聞かれて、自分自身の良いところ、好きなところってあんまり、思いつかないんです。
自分のコンプレックスなら際限なくいえそうなんだけどなー(*_*;
心理セラピーを受けた時、いかに自分自身のことを愛していないんだーと再確認してしまったことがありました。
過去に人と比べられて、自分は劣っていると思ったことが、潜在意識の中で未だに幅をきかせていたなんて!
と、愕然としてしまった瞬間でした。
自分は誰からも愛されない、愛されたことがない、と思っていた時期は、誰かに愛してほしいと愛を求めてさまよい続け、でもどこを探してもそんなものはみつからず、落胆し続けていました。
「自分を愛せないものは人を愛することなんてできない。」
そう頭ではわかっていても、ありのままの自分を愛することができない。
そして、あの人はいいな、才能があって、美人だし 私にないものはなんでも持っている。
そんな負のループにはまり込んでいた時期がとっても長かったように思います。
ありのままの自分を受け容れて、向き合い 認め 愛することを意識するようになり、
他の人を愛することは自分を愛することから始まると実感したのは それから何年もたってからのことでした。
ダメダメ自分を否定していても、なんの解決にもならず それこそ愛を求めてさまようジプシーのようです。
ある時、自分自身を完璧に愛してる人を目撃したとき、すごい衝撃をうけました。
愛するって、そして 愛されるってこういう人のことなんだって。
その人は、完全に自分を愛しているので、とても無防備なんです。そして、どんなことを言われても傷つかないんです。
まるで、その人が発するオーラは、ピュアで「楽園」そのもの、恐怖とか、ひがみとか、そねみとか そんなものからは一切無縁の世界を独自で創り上げているような印象です。
自分自身を、まるごと受け容れているから、屈託もなく、いつも「I am OK」なので、人生そのものを楽しみ、人を自由に愛し、他の人も自分を愛しているのが当たり前として生きている感じです。
日々、すべてを楽しみ、新しいことに触れると感動し、素直に表現することも自然体。誰にどう思われようと、何をいわれようと、危惧しない。
完璧に自分を愛しているので、最強なのだ!
自分を愛するということは、他の人をも完全に自分と同じように愛することが、当たり前にできるのです。
そのことを知った時に、「自分を愛すること」がどれほどパワフルなのか!ということを始めて理解できたのです。
ありがとうございます。