出来事の意味づけ
こんにちわ!
日々、生きる中でいろんな出来事に遭遇しますよね。
いい事もあれば、悪い事もあって、
いい事にはラッキー!と反応できるが、一見悪い事が起こると、ちょっとへこんでしまったり。
生きていれば、出来事は常に起こっていきます。
避けようがないことも起こります。
先日、聞いた「ある兄弟」のお話しですが、
その兄弟の父は飲んだくれのどうしようもない父親で人に迷惑ばかりかける最低の父親でした。
ある時、その父は殺人を犯して刑務所に入れられてしまいました。
遺された二人の息子たちのうち、兄は絶望的になり、それからというもの不良になり、街の荒くれ者になり、とうとう父と同じように人を殺してしまい、刑務所に入れられてしまいます。
一方、弟の方は そんな父を持ちながら、いじめを受け、世間から人殺しの子として蔑まれながらも一生懸命に勉強し、ついに医者になって、愛する女性と結婚して幸せな家庭を築きあげました。
同じ殺人鬼の父を持った兄弟でありながら、全く違う人生を歩んでいたのです。
その二人の兄弟を、ずっと追っかけ取材し続けていた記者が、兄弟にそれぞれインタビューをしました。
「あなたの人生はどうしてこうなったのですか?」
すると、
兄弟の答えはまったく同じ答えだったのです。
「それはそうじゃないか!だって、あんな親父だったから・・・」
兄の方はあんな親父だったから、俺もこんな人生になっちまった!
弟の方は、あんな父親だったから、自分はあんな風な人生にはならない!
父親は変えられない、みじめな父を持ったことは事実。
湧き上がる感情は抑えられない。
けれど、
その感情と向き合い、出来事に対して「意味づけ」することは選べるのです。
兄はその怒りをそのまま怒りとして、投げやりな人生を選んだ。
弟は、事実を受け容れ、ここから得られるものはなんだろうと考え、自分の人生を父親のせいにすることなく
創り上げていくことができた。
その違いとは、
起こっていることは変えられない、
でも、
その困難を試練として、意味づけし 前進していく知恵があったということではないでしょうか?
人は生きている以上、いろいろな人生課題がつきつけられてきます。
そのひとつひとつが、お試しなのですね。
この問題から 一体なにを気付くことができるのだろうか?
なにを学びなさいと言われているのだろうか?
そのように問いかけ続けると、感情の中にいろいろな気づきや発見、学びが浮かび上がってきます。
ひとつひとつクリアしていくことで、問題を乗り越えることができ、乗り越えたときに、
少し、心に余裕ができ、改めて 問題が起こってくれた意味がわかってくるものなのですね。
どんなことがあっても、自分が乗り越えられる問題だから起こってくる。
そして、その人が必ず、乗り越えられる問題だから与えられる、それは真実なのです。
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