金沢市のヒーリングサロン

パワースポットおススメの場所

 

三井寺

白山神社

鞍馬山

源光庵

貴船神社

分杭峠

伊勢神宮

上賀茂神社

諏訪大社

 

三井寺 (滋賀県大津市)

 

 本来、円城寺(おんじょうじ)と言われますが、一般的には三井寺(みいでら)と呼ばれているので、私も三井寺として紹介したいと思います。

 

 私が三井寺を訪れたのは、平成20年の12月の半ば過ぎでした。前日は琵琶湖畔のホテルに泊まり、ホテルではゆっくりと朝食をとったあと、12時頃に大門をくぐりました。
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土曜日とはいえ、先生も走ると言う師走の忙しい時期、観光に訪れる人は少なく、私の他には10人にも満たない数の観光客しかいませんでした。また、冬とは思えないほどの暖かな日差しがさしており、お寺の修繕をしている職人さん達も、青空の下でお弁当を食べておいででした。

 

 金堂まで続く参道は大きな木が茂り、歴史の重さを感じました。次第に近づいてくる金堂の姿は、階段を登りきって初めてそれが側面であることを知りました。正面から見る金堂は、国宝に指定されています。1599年に秀吉の遺志により北政所が再建した、入母屋造、檜皮葺きの和様仏堂です。神社なんかはよく桧皮葺きの建物が多いですが、瓦屋根のものより優しい感じがする建物でした。

 

 三井寺は、7世紀に大友氏の氏寺として草創されて、9世紀に唐から帰国した円珍(天台宗宗祖)によって再興されたそうです。依頼多くの信仰を集めてきたのですが、10世紀になると、比叡山延暦寺と対立抗争が激化して、幾度も焼き討ちにあったそうです。しかし、その度に再興されたことから、「不死鳥の寺」とも称されているそうです。また、その時、ご本尊である弥勒菩薩を始めとする多くの仏像・仏画・文書が守り続けられているということは、奇跡にも近いものがあり、またそれを成しえた僧侶や檀家の皆さんの宗教心の強さが感じられます。
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金堂の横の鐘を突いてみました。とても良い音の鐘で、以前に突いた比叡山の鐘の時のように、音が響いている内に鐘の真下に入ってみました。ワオーンワオーンと響く音に、二つのお寺に共通のものを感じ、どちらも仲良くすれば良いのに。と感じました。

 

 その後、金堂にお参りしましたが、そこには多くの仏像などが安置されていました。身近に見ることが出来て、特別なものというよりは、親しみの感じる仏様達でした。

 

 金堂を後にして、また階段を登り、唐院と言うところに行きました。そこにはたまたま観光客の方が誰もいませんでした。三重塔や灌頂堂・唐門・大師堂・長日護摩堂などのあるところですが、空気がそこだけ違う感じがしました。私の意識が研ぎ澄まされるような感じがして、とても良い波動が伝わってきました。そこに私以外の人も動物もいないことによって、何かの力がダイレクトに伝わってくる感じがしました。
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以前、伊勢神宮では人の多さにパワーを感じることが出来なかった体験をしましたが、ここでは偉大な力が私の意識の中に伝わる感じでした。大きく息を吸い込むことで気を取り入れてみました。

 

 後から知ったことですが、この唐院の区域は、智証大師円珍が唐から帰国後、請来した経巻法具などを納めたところとされていて、現在は、宗祖円珍の廟所ならびに灌頂(密教の儀式)の道場として、寺内でも最も重視されている場所だということです。

 

 やっぱりなあ。どうりであそこには長い間居たい気持ちになったもんなあ。と素直に思いました。

 

 その後は、ちょっとお腹が空いてきたのと、日が翳って寒くなってきたのとで、観音堂へ急ぐことにしました。ここは、西国第十四番札所。ということで、古くから信仰の対象になっているところです。

 

 歩き続けて大変でしたが、上り詰めるとそこからは琵琶湖が一望にでき、大津の町も見渡すことができました。遠くには私の泊ったホテルも見ることが出来ました。

 

 三井寺の近くには、石山寺もあり、その昔には宗教による対立が多くあり、その中でも現在に残っている多くの仏像や建築物は、歴史と言う大きな力が加わってきて、現在に存在するのだな。と感じました。

 

 

 

諏訪大社 (長野県諏訪市)

 

 

今回は、諏訪大社へ行って来ました。 平成20年の夏の終わりでした。

 

諏訪大社は、諏訪湖の周辺に 4箇所の境内地を持つ神社です。信濃国一宮であり、名神大社。神位は正一位だそうです。
全国各地にある諏訪神社の本社でもあります。しかし、起源は定かではないのですが、国内にある最も古い神社の一つだそうです。

 

この神位の正一位というのは、古代においては神社の中では最高位だそうです。
また、日本の活断層でも最も大きな中央構造線の上に位置する神社であり、パワースポットとしても超一級といえると思います。あの伊勢神宮も豊川稲荷も同じく中央構造線の上に位置することで有名です。

 

それと、諏訪湖と言えば最も有名と言える、「御柱祭」がありますが、これは6年に一度4つの神社の四隅に建てる柱を山から切り出す行事です。4×4で16本の柱を切り出すそうです。次回は、平成22年の春に行われるそうです。

 

4つの神社(上社の本宮と前宮、下社の春宮と秋宮)の回る順番はあるのかな、と思ったのですが、特にガイドブックにもそのような紹介は無かったので、まず下から上へ。ということで、下社の春宮からお参りしました。

 

小さな町の中にひっそりと目立たない感じでしたが、鳥居をくぐると明らかに道路を車が通る場所とは違った空気が流れていました。威厳があるという言葉がぴったりでした。鳥居から奥に進むと、「結びの杉」がありました。
大きな杉の木でしたが、これにも負けない大木がその歴史の古さを物語っていました。結びの杉は、その名の通り良縁に恵まれるということでしたので、わたしは、私のサロンに多くの方がお見えになって、多くの方と知り合いになり、そのすべての人と幸せになれるようお願いしてきました。
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幣拝殿が丁度修復していたもので、直前まではいけなかったのですが、着いた時間がお昼時で、工事の音もせず静かな中でお参りすることが出来ました。

 

また、帰りには「下馬橋」にも寄ってきました。昔はここで馬を降りてお参りしたんだな、と思いながら。それにしても昔は狭い道だったのだ、と思い、その広さからすると、春宮の入口の狭さもあんなものなんだと、納得しました。
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次に、下社の秋宮へ向かいました。春宮と同じく分かりづらいところにあると思いきや、秋宮は大きかった。観光バスもバンバン止まり、観光客も半端な数じゃありませんでした。

 

通常、諏訪大社と言うと、観光客はここを訪れるのかな、と思いました。ところで、なぜ下社には春宮と秋宮があるかということなのですが、御神体が2月から7月いっぱいまでは春宮に、8月から1月いっぱいまでは秋宮にいるからだそうです。

 

毎年「御舟祭」が8月1日に行われ、春宮から秋宮へ御神体が船に乗せられて遷座するそうです。よって、神社の一大イベントである初詣は秋宮で行われるので、これまた秋宮が大きな理由の一つかな。と思ったりもしました。

 

境内に入ると正面には「根入りの杉」が目に付きます。樹齢が800年もあるとのこと。春宮にも大きな杉の木がありましたが、下社の御神体は「御神木」で、上社の御神体は「守屋山」であり、「御神山」となるそうです。また、下社の御神木をお祀りする最も重要な場所が、秋宮の一番奥の御神座または相殿と呼ばれる場所です。
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昼食を秋宮の近くの蕎麦屋さんでとり、上社の本宮へ向かいました。ここの参道も整備されていましたが、秋宮ほどではなく、観光客もまばらでした。

 

ここの特徴は、本殿が横を向いているところです。入口から正面へ向かって階段を上り、そこから左へ90度向いたところが幣拝殿です。丁度結婚式が行われていました。本殿の左右に新郎側と新婦側に別れて関係者が座って、厳かに行われていました。
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最後に上社の前宮へ行きました。ここは諏訪明神の信仰の原点と言われる場所です。現在は御神体が祭られていないそうです。しかし、守屋山の麓の静かな社で一番心の安らぐ場所でした。おいしい水が流れていて、喉を潤す甘い水は最高でした。 

 

今回の旅行は、一日中良い天気で移動中もそれぞれの神社でも、十分楽しめました。たっぷりと時間を用意して、ゆっくり神社を回るのが良いと思います。私個人の意見としては、春宮と前宮で一番パワーを感じることが出来ました。

 

 

 

伊勢神宮 (三重県伊勢市宇治館町)

 

 

『神宮』そう書かれた真っ白なお守りが、私のバッグにいつも付けられています。小さな鈴が付いていて、車の振動や歩く時の揺れで可愛い音色が聞こえます。 
私が伊勢神宮を訪れたのは、平成19年夏の終わり、まだ赤福騒動が起きる前のことでした。 伊勢神宮は日本人の心のふるさとと言われていて、「お伊勢さん」「大神宮さま」とも呼ばれて、昔々の「お伊勢参り」という言葉でイメージされる、親しみのある場所だと思います。

 

私の中では、高校生の頃の古典や国語の授業に出てくるお宮さん。という印象があり、かなり古くて大きな、しかも天皇陛下も行くところ。そんな場所だと思ってました。 正式名称は『神宮』と言って、敢えて伊勢と頭に付けなくて良いそうです。他にも「熱田神宮」とか神宮の名をつける神社がありますが、伊勢の神宮は、ただ『神宮』のみ。何か総元締め。という感じがします。 『神宮』は、宇治の五十鈴川の川上にある皇大神宮(内宮)と、山田原にある豊受大神宮(外宮)の両大神宮を中心として、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があるそうです。 

 

今回私が訪れたのは、内宮の皇大神宮(こうたいじんぐう)です。 皇室のご祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする、わが国でも最も尊いお宮さんです。五十鈴川(いすずがわ)の流れの上流に千古の森に囲まれて、2000年以上の時を過ぎても未だ古代のたたずまいを今日に伝えています。 
駐車場から歩いて、大きな宇治橋の前に立つと、101.8mの両端に大きな鳥居があります。昔から日本人の文化に、川というのは現実の世界と架空の世界の間に流れていて、そこに掛る橋を渡るというのは特別な意味をなすものだというのがあります。

 

普段はそんなことは少しも思わないで橋を渡っていますが、伊勢神宮に掛るこの宇治橋は、特別なものを感じながら渡りました。 渡って右に大きく曲がって歩くと、鬱蒼とした森が見えるとともに、右側の松の中に大正天皇が植えたという松がありました。そして、しばらく歩くと一の鳥居があり、その先に五十鈴川の御手洗場(みたらしば)があります。

 

とても綺麗な流れがさらさらと流れていました。石段の一番下まで降りて行き、その清流で手を洗い、さぁてお参りするぞ、と身も心もリフレッシュした気持ちになりました。 しかし、伊勢神宮と言うところ、言わずと知れた観光地としても超人気スポットであるわけで、凄いパワースポットでもあるはずなのですが、余りの人の多さにその神聖をなかなか感じ取ることが出来ませんでした。

 

巨木の並ぶ参道を歩くとその偉大さに感動はするのですが、そこから伝わってくるエネルギーが、多くの人によって伝わりにくくなっている感じがしました。 御正宮(ごしょうぐう)でもお参りの順番待ち、10秒と一所に佇むことも出来ない状態でした。 今回はそれなりに伊勢神宮のパワーを感じ、多くの日本人の心の中に必ずある場所だということが分かった気がしました。
また、多くの外国の方も訪れる場所だということも分かりました。 
わたしは是非もう一度訪れようと決心しました。伊勢神宮を早朝からゆっくりと回ってみたいと思います。外宮から始まり内宮へ。伊勢のパワースポットを感じる旅をもう一度体験したいと思います。 

 

平成25年には20年に一度の式年遷宮(しきねんせんぐう)で社殿が新御敷地(しんみしきち)に新しく建て替えられます。その前後に行ってみたいとおもいます。 私のバッグで小さな鈴の音を響かせている『神宮』のお守り。それを返しに行く旅でもあります。それまで、私が健康で。そして、多くの方との出会いにより私自身が成長した姿で、もう一度『神宮』の御祭神である「天照大神」にお会いしたいと思います。

 

 

分杭峠(長野県伊那市)

 

分杭峠は長野県南アルプスの麓に位置し世界で有数のパワースポットでゼロ磁場(気場)地帯と言われています。TVでも何度か取り上げられていますが、分杭峠は中央構造線という大断層の上にあります。

 

左右から押し合う断層の巨大なエネルギーが周辺に充満しているといわれています。
そこには強い「気」が集まっていて、ものすごいエネルギーのパワーが感じられる「癒しの場所」として訪れる人が後を絶ちません。

 

ここがなぜ発見されたかというと、中国の有名な気功師である張志祥氏を日本に招き、日本全国を対象にゼロ磁場を探して貰ったところ中国の湖北省蓮花山に匹敵する素晴らしい場所として発見されたそうです。 
分杭峠情報

 

分杭峠は有名なパワースポットとして前から知ってはいましたが、実際訪れるのは初めてということで行く前からかなりワクワクしっぱなしでした。(*^_^*)
気場の様子やそこでの過ごしかた等を一応予備知識としてそれなりに調べて2日間の日程で出かけて行きました。

 

5月の半ばとはいえ伊那山脈の峠で標高1424mの地点ということもあり、結構寒いんだろうなぁ、と予測しつつ衣服を多少厚着にしたりしました。
1日目、地図に従い山の中を登って行きました、かなりクネっている道をひたすら走ると、途中「入野谷」という研修施設があり、そこに立ち寄ってさらなる予備知識を仕入れることができました。
その施設の中には瞑想室があって、到着した日に予約を入れましたが、空きが無いということで、翌日に予約を入れました。「人気があるんですね」と係の人に言うと、「おかげさまで暖かくなると訪ねてくれる人も増えていいのですけど、4月初め位まではほとんど人が来てくれないんですよ」との返事、何でもその人が担当になってからは赤字何だとか。何でも気さくに話してくれる人でした。
予約を入れて、売店を見ていると、「零気場の水」や「写真集」「気を扱った本」等が並べられていて、興味を持ったものを数点購入しました。

 

その後、入野谷を出ようとした時です。突然下から突き上げるような地震が発生しました。体感で震度3位はありました。係の人の話ではめったに地震は起きないとのこと。何か運命めいたものを感じました。そして、その数時間後に中国の四川で大きな地震があったことを夜のニュースで知りました
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翌日「入野谷」で瞑想室で瞑想をしたことを書かせてもらいますと、ここでは地の気と天の気を取り入れて、零気場を人工的に作り出しているとのこと。一人でもグループでも一部屋を借り切って瞑想することが出来ます。わたしは、正座をして印を結んで瞑想したり、体を大の字に横たえて全身で気を感じたりして、一時間を過ごしました。
プロフィール「入野谷瞑想室」

 

宇宙と自分が一体となっている感覚が湧き、幸福感に満たされ、心地良い気分になって、もう少しこの場所に居たいな、と思いました。でも、次の人の予約が入っていて、延長は出来ませんでした。やっぱり人気の「瞑想室」でした。
あと、分杭峠へ早朝から行きたい人は、ここには宿泊施設もあるのでお勧めです。
翌日にここで買った玄米弁当(500円)もとてもヘルシーで美味しかったです。

 

分杭峠、1日目。
入野谷からさらに上へくねった道を行くと、ようやく分杭峠の立て看板が見え、ついにゼロ磁場へ辿り着きました。車から降りるとそこはこじんまりとした空き地風でしたが、いよいよここだー、との実感が湧いてきました。
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ゼロ磁場の立て札の通り、そこから少し下ると斜面があって何名かのかたが座っておられました。私たちは用意してきた折りたたみ椅子を広げ腰掛けました。
その日はうす曇りで気温はやや低めでじっとしていると肌寒く感じられました。
湿ってじめじめした地面に手をかざすと、なんと、温かいではありませんか!
これがエネルギーかと非常に驚きました。あちこち手をかざしてみるとエネルギーが通っているところに温かさを感じるのだとわかりました。
辺り一面、5月の新緑いっぱいの木々が瑞々しい青さをたたえ、清々しい空気で、入野谷で見た本の中にあったように「木霊」(こだま)が宿っているというのが感覚としてわかりました。
椅子に座り印を結び、瞑想に入りました。その日は1時間半ほどいました。
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その間、次々と人が来ますので完全な静寂とまではいきませんが、そこは下界とは違う素晴らしいパワーのエネルギーが満ち満ちているという感覚が体中を包みました。
2日目はお昼少し前に訪れました。前日よりも多少気温が高く過ごしやすいと思いましたので長めに瞑想しました。その日は一般席より少し離れたところに陣取りました。
そこでもあちこちに手をかざすと手のひらに温かさが伝わってきました。
あまりのエネルギーの強さに圧倒され、そこから離れがたく思いましたが今度はいつ来れるだろうと思いながらその場を後にしました。
訪れた人の中では、あまりのパワーの強さとその波動の高さに合わせられず、気分を悪くされるかたもおられるそうです。
実は私も家に帰ってから好転反応のようなものを体験しました。1週間程、喉の痛みに襲われ何をしても治りませんでした。その後喉の痛みは消えたとおもいきや、次は頭痛、めまい、意識が飛ぶような感覚があり、一瞬死んでしまうのではないかとさえ思えるほどの恐ろしい感覚でした。何ともいえない生まれて初めての体験でした。
その反応の後、驚くほどのパワーがみなぎってきてかつての自分の身体とは比べ物にならないくらい力強さが増したのです。それは今現在でもその通りです。
これには本当に驚いてしましました。
分杭峠にはそれほどのパワーが秘められているということが後になってわかり、多くの人々が訪れるのも納得です。
本当に素晴らしい体験でした。

 

 

白山神社(福井県勝山市)

 

 初めて訪れたのは、1997年頃だったと思います。天気のよい日で近くの駐車場から歩くのですが、本殿まで結構距離があります。(と言っても1km位) 観光バスもたまに訪れるのですが、その距離にほとんどの人が途中で引き返したりしますが、本殿まで辿り着いたものだけが味わえる特別な空間があるように思えます。
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本殿の大きな木と地面に生える苔の緑を見ていると、とても清々しい気持ちになってきました。

 

木漏れ日の光が金色に見えてきて、それが私の身体の中にどんどん入り込んでくるような気持ちがしてきました。

 

平日の観光客の少ない日。生活音もしない静かな空間に次第に自分の身体が軽くなるような感じがしました。

 

高い木々を見上げると何か「永遠の時」とでもいいましょうか、何世紀にも渡って存在している木々の偉大さとその生命力に圧倒されてしましました。

 

木々のパワーの前では、日常のとるに足らない雑多なことや悩みもとるに足らない小さなことに思えてきます。

 

今から思うと私の気が整って、身体全体を通り抜けていったのかと思います。

 

とても気持ちのよい気分で駐車場に戻って、そこで販売されているソフトクリームを食べた時は、とても幸せでした。

 

後日聞いた話だと、そのソフトクリームは地元の人にも人気なんだとか。
あれから、何度か訪ねていますが、その度に新鮮な心に戻って帰って来れるスポットです。私の一押しのおすすめパワースポットです。                 

 

 

上賀茂神社(京都府北区)

 

 今回のパワースポットを訪ねる旅の二つ目の場所にやってきました。境内に入って朱塗りの楼門と回廊の美しさにうっとり。訪ねる人も少ない中、神聖な気持ちになりました。人通りも少ない中でシャッターを切りました。と、ここでまたも神紋が写りこんでいました。

 

写真の左側の黒い建物の庇の端、写真の中央付近です。白っぽくなっているところです。
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ここ上加茂神社では、天皇家の公式行事も多く行われる。古来から格式の高い神社とのこと。多くの人の信仰を集めるとともに、京都の人のみならず日本中の人の心のよりどころとなっているのだと感じました。

 

写真の右側の方へ歩いていくと、川の流れているところへでました。この時期水が少ないせいなのか、いつもこんな感じなのか。ほとんど流れの無い川に降りてみました。

 

下の写真がそうなのですが、ここでも神紋が写っていました。この写真では拡大するまでもなく、上の建物の屋根に写っています。ちなみに、真ん中奥に小さく写っているのが、上の写真の黒い建物の屋根です。(この建物は、幣殿というそうです)
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綺麗に整備されていた川と赤い太鼓橋が素敵な景色と思って写した写真でした。

 

もう少したくさんの流れがあれば、伊勢神宮の五十鈴川の御手洗場(みたらしば)で手を洗った時のことを思い出される景色でした。

 

 

 

貴船神社(京都府貴船)

 

今回の旅行の二日目の朝です。昨日場所だけを確認して、今日の朝早くにホテルで朝食をとってきました。

 

8時前に貴船神社について、お参りをしようとしました。その時、若い神社の人が朝の境内の掃除を始めました。階段や参道にある落ち葉を掃除しようとしていました。

 

それは良いのですが、手に持ったエンジン付のブロアーと言うのでしょうか。風を噴き出して落ち葉を飛ばす機械を動かし始めたのです。

 

もの凄い音がしてエンジンが回り始めました。草刈機と同じくらいの音の大きさで、とてもお参りをするという雰囲気ではありません。20分位我慢して待っていましたが、広い境内。4人位でやってもなかなか終わりそうもありませんでした。その内にこれまた若い女の人が、僅か4〜5台分しかない駐車スペースに車を止めて、遅刻間近なのか走って階段を駆け上がってきました。

 

 

私が若い頃、神社を早朝に訪れると、神社関係の人が竹ぼうきで落ち葉を掃いている光景をよく見かけました。参道には竹ぼうきの掃いたあとが付き、その上を歩く時に申し訳ないような気持ちになったのを思い出しました。また、静寂の中、澄んだ空気を吸いながら、「ありがとうございます」と感謝の言葉をおかけするのも、いつもは恥ずかしいのに、その時は敬虔な気持ちになって自然と口をついて言葉が出たものです。
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社殿も新しくなり、そこに勤める人も新しくなり、これが今の現実なのかもしれません。

 

お参りはしましたが、パワースポットとして感じるものを感じる前に、あの騒音にすごすごと貴船神社を後にしてしまいました。

 

しかし、止めた車のあるところまで歩く道すがら、貴船神社の近くにある旅館の方が、庭先と道路の落ち葉を竹ぼうきで掃いておられたのが、救いに思われました。黙って頭を下げて前を通らせてもらいました。

 

 

 

源光庵(京都市北区鷹峯たかがみね) Part1

 

 パワースポットを訪ねる旅を思い立って、夏から秋に季節が移るこの時期に予定をたてました。鞍馬山がレイキの聖地ということで、ここを基本としてもう一つとても気になっていた「源光庵」をコースに入れました。
京都と言えばたくさんのパワースポットがありますが、やはり1000年以上の歴史があるということは、そこにはいろいろなものが存在するということだと思います。祇園のように華やかなところ。静寂の中に時を重ねている寺社。
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ところで源光庵ですが、ススキの小道を通って行くと、綺麗な庭がありました。そ前に、入り口へカメラを向けると趣のある景色が撮れました。現像して分かったのですが、入り口の門の屋根の上に神紋が写し出されていました。

 

やっぱりパワースポットと言われる場所は特別なんですね。

 

お寺に入る前に少し待たされましたが、その間庭を歩きました。緑が綺麗でこれから秋になると紅く染まるであろうもみじの木や可愛い花が咲いていました。 

 

門の向こうに写っている木が、下の写真の右端にある木です。その後ろに本殿がありますが、本殿への入り口は右側にあり、受付の人が優しく応対してくれました。
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かつて、JR東海のCMに登場した「悟りの窓・迷いの窓」の実物を見れると思うとわくわくしてきました。

 

幸い一緒に本堂へ入る観光客の方が一組2名の方だけだったので、静かに拝観することができました。 お香の匂いが歓迎してくれているような気がしました。

 

 

源光庵(京都市北区鷹峯たかがみね) Part2

 

 ご本尊にお参りする手前の部屋が、この『迷いの窓』と『悟りの窓』のある部屋です。天井は「血天井」となっていて、昔の侍が自害した部屋の床板を天井に張ってあるとのことでした。ちょっと、怖い感じがしましたが、それはさておき。

 

いよいよ窓の前に座りました。
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写真は両方の窓がどんな感じに なっているか紹介するために写しましたが、こんな風に並んだ部屋となっています。写真の右側は中庭になっています。左側はご本尊がおられます。
まずは、迷いの窓の前に座って庭を眺めました。四角の窓から見える庭の様子は、くっきりと景色が見えて、何もかもがきちんとした感じがしました。
障子の規則正しい四角も、型にはめられたような堅苦しい感じがしました。
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しかし、悟りの窓の前に座ると、景色は目の前にしかないのですが、何かずっと遠くの方まで続いている感じがしました。
それが未来に向かっているのか、過去に向かっているのかは分かりませんが、落ち着いたこだわりの無い気持ちにさせられました。

 

静かな環境でゆったりとした気持ちで時間を過ごせました。二つの窓を眺めるだけで自分の中の二つの面を見たような気がしました。忙しく迷いうろうろしている自分。落ち着いて心に余裕があって自分以外の人も癒してあげたい自分。いつも後者の自分でありたいものです。

 

 

鞍馬山(京都市左京区鞍馬本町)Part1

 

 今回生まれて初めて鞍馬山へ来ました。前日の内にホテルからどれくらいかかるか下見をしてから来たので、余裕を持って入山できました。昨日に続けて参拝したので、入山料もおまけしてもらいました。

 

鞍馬山に関しては、私にとっては特別のパワースポットです。
「レイキ」という素晴らしい宇宙のエネルギーを感得し、世に広められた臼井先生が籠られ修行された本拠地であるからです。

 

仁王門をくぐってすぐにケーブルがあります。「多宝塔」で降りて456m歩くと「本殿金堂」につきます。今回は山を越えて「魔王殿」まで行く予定だったので、「仁王門」から「本殿金堂」までの1100mを歩くのを躊躇いました。

 

で、ケーブルで急な坂を登って、「多宝塔」へ到着しました。そこから「本殿金堂」までは比較的平らな道を快適に歩きました。
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綺麗な「本殿金堂」でお参りをして、ご本尊の前で両手を広げてパワーをいただきました。掌にジンジンと伝わるものを感じました。 

 

お祈りのことばは、「月のように美しく。太陽のように暖かく。大地のように力強く。尊天よあふるるみ恵みを与えたまえ」です。 本殿の左には「寝殿」があり、お茶とお菓子のもてなしがありました。

 

お山から遠くの山々を眺めながら、心落ち着く感じがしました。

 

そして本殿の前の広場には、パワーサークルがあり、その中央に手をつけてみました。ここからも、大きな力が湧いているのが分かりました。本殿の中からもらった力とお山全体に漲る力を感じることが出来ました。 
ところで、ご本尊の『尊天』ですが、その活力は鞍馬山のありとあらゆるところに満ちているといわれます。
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尊天とは、「宇宙の大霊であり大光明、大活動体」といわれます。

 

そして、本殿の左手から、いよいよ「木の根道」や「魔王殿」へ向かって入山していきました。

 

 

鞍馬山(京都市左京区鞍馬本町) Part2

 

 きつい坂道を登っていくと「息つぎの水」があります。やっぱり誰もがここで一休みするのだなあ。と思って、勝手にもう少しで「木の根道」に着くのかなあ。と思ったのです が、甘かったです。ここから標高の最も高い「背比べ石」までがきつい坂道でした。                   

 

本殿から標高差が75mあるとのこと。10m歩く毎に6m登る計算になるそうです。でも、その昔には、牛若丸も歩いた道だ。とか、天狗が住んでいたんだ。と思いながら、天高く聳える老杉を仰ぎながら息を切らせていると、「木の根道」に辿り着きました。 
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ここには牛若丸が背を比べた石がありましたが、小さな石だったので、牛若丸って背が低かったのかな。と思いました。 地表を見ると、山が岩盤のために地中深く根を張れないで地表に出ているとのこと。

 

不思議な光景でしたが、自然の力強さを感じました。

 

ここから、少し道を逸れて「大杉権現」へ向かいました。そこには、大きな杉たちが祭られているのですが、静かな生命力が私の身体に伝わってくる気持ちがしました。

 

私はその中の一本の杉に抱きついて、頬と耳を付けて直接パワーをもらってみました。
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その後は下りで楽な道を「魔王殿」へ向かいました。「魔王殿」では薄暗い中で静かに眼を閉じて祈りを捧げました。そして、そこに大きな力を感じることができました。

 

 その後、来た道を戻って帰ったのですが、来る時にはあれだけ喘いで登った坂道が、いともた易く登れるのです。

 

鞍馬山から力を貰ったのでしょうか。わたしは、数々の奇跡を感じた鞍馬山に、偉大な力を与えてもらったことを確信することが出来ました。

 

 
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